【温泉ブログ】湯泉地温泉「泉湯」/奈良県十津川村・源泉かけ流し・日帰り・秘湯・名湯・近畿

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温泉

奈良県十津川村の温泉は全て「源泉かけ流し」であり、どこへ行ってもハズレはありません。そんな十津川村の温泉は北から湯泉地温泉(とうせんじおんせん)・十津川温泉・上湯温泉(かみゆおんせん)の3箇所があり、その中でも地元の人からも名湯と言われる湯泉地温泉の「泉湯」をご紹介したいと思います。

※基本的にこのブログで紹介する温泉は加温なし・加水なし殺菌なし源泉かけ流しの4つの原則、すなわち4大原則を満たしている温泉を紹介していきます。

もちろん、泉湯は4大原則を満たしております。

まず建物に入ると入浴券の販売機がお出迎え。建物内はほっこりとしたたたずまい。

入浴料は大人(中学生以上)400円、子供(3歳以上)200円。

そしてなんと、JAF会員ならば半額です。会員証を提示してくださいね。

貴重品はここで預けましょう。脱衣所にキーロッカーはありません。

脱衣所はシンプル。必要最小限。お湯を楽しむにはこれくらいがいいんです。

洗面所もシンプル。ドライヤーが1つあるだけ。

シンプルイズベスト。これでいいのです。お湯を楽しみに来ているのだから!

それでは名湯とご対面。

扉を開けると硫黄のにおいが漂い、これぞ温泉といった感じ!

内湯はこじんまりとしていて7、8人入るのが精一杯でしょうか。

お湯は無色透明、微かに滑りを感じますがほぼサラサラの硫黄泉。ここに来るために、長時間の移動で疲労した体にしみわたります。最上級の幸せ…。

パイプからは源泉が勢いよく流れ出ています。それもそのはず、源泉が湧き出ている場所と泉湯は目と鼻の先。源泉から近いということも名湯である秘訣なのです。

内湯内には洗い場が3人分、シャンプー・リンス・ボディソープ、これで充分です。

しかし、ここで皆様に知っていただきたいのは、ただの洗い場ではないということ。なんと蛇口をひねれば源泉が出るんですね。すなわち温泉で体を洗えるのです。洗ってもよし、浸かってもよし、ここは温泉を思う存分堪能することができる、温泉パラダイスと言っても過言ではないでしょう。

赤の蛇口が熱々の源泉(約50度)なので、青の水道で湯加減を調整します。ヤケドに注意ということです!

内湯で体を温めた次は…、もちろん露天風呂!

行ってきます…。

いざ、ご対面!

目の前を流れる十津川を一望できる開放的な露天風呂!内湯には内湯のほっこりとした良さが有りましたが、こちらは明るく自然を全身で感じ取れる造りとなっています。半身浴や休憩を挟み、硫黄の香りや川のせせらぎを感じながらだと2時間はのんびりできそうです。

浴槽の脇からは内湯と同じく源泉がひっきりなしに流れ込んでいます。

露天風呂に浸りながら空を見上げれば、木々と小鳥が目を癒してくれます。景色を眺めながら浸かるもよし、目を閉じて浸かるもよし、訪れた人の五感を癒してくれる名湯「泉湯」。奈良県十津川村の秘境という言葉がふさわしい場所にありますが、泉湯を味わうために足を運ぶ価値は充分にあるでしょう。

 

湯泉地温泉「泉湯」

  • 泉質:アルカリ性単純硫黄泉
  • 源泉:52.7℃
  • 効能:慢性婦人病など
  • 特徴:定番ともいえる硫黄泉で 全般的な病気に効果あり
  • 料金:大人400円・子供200円・JAF会員は半額
  • 営業:10am~9pm
  • 休業:火曜日
  • 電話:0746(62)0090
  • 備品:ボディソープ、シャンプー、ドライヤー
  • 駐車:車2台

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